ブルセラ症

病気の概要

細菌感染症の一つ「ブルセラ症」は、ブルセラ菌という細菌が病原体に感染することで起こる感染症です。
この病気は犬だけの病気でも動物だけの病気でもなく、人間にも発症する人獣共通感染症の一つです。

現在、家畜に関しては、きちんとした定期的検査を行い、ブルセラ症撲滅に注力していることから、日本における発生事例はありません。
しかし、犬に関しては実在する病気であり、また人間も年間数人ではありますが発症しています。(人間発症数0人の年もあります。)

感染源は、ブルセラ症に感染している動物です。
これら動物の尿や子宮分泌物および、流産などの際に派出された分泌物などの経口感染および、感染動物との性交です。

犬の場合は、犬がたくさん集まる繁殖犬舎やペットホテルなどで、ブルセラ症感染が広がる傾向があります。
過去にも実際、繁殖犬舎やレンタル犬会社などで、集団感染事例が報告されています。

主な症状

ブルセラ症の大きな特徴は、メスオス共に不妊症になってしまうということです。
見た目的な症状としては、ほとんど無症状で、症状が出た場合でも、オスの睾丸が一時だけ腫れあがる位です。
ただこれがまさに、不妊症への入り口で、精子が通常通りに作れなくなる無精子症になってしまうのです。

メスの場合は、見た目の変化はほとんどなく、妊娠して流産や死産を繰り返すことで、ブルセラ症が疑われることになります。
すなわちメスの場合、不妊症といっても赤ちゃんが出来ないわけではなく、繁殖自体は問題ないのですが、妊娠から40日前後で流産や死産してしまうという症状になります。

治療方法

治療は内科的治療になります。
ブルセラ症には、テトラサイクリンなどの抗生剤が有効で、まずは1ヶ月弱この抗生剤を投与していきます。

これで完治する場合もありますが、再発してしまうこともあります。
再発するようでしたら、長期的に抗生剤を使っていくことになります。

ブルセラ症の感染を防ぐため、感染した犬は、避妊・去勢手術を行うのが一般的です。
繁殖業者や多頭飼育をしている方は、感染した犬を隔離し、治療を行っていきます。

予防としては、犬がたくさんいる環境では清潔を心がけ、無秩序な性交はさせないようにしていきましょう。
メス犬が流産や死産をした場合、ブルセラ症である可能性がありますので、他の犬および、飼い主も分泌物などに直接触らないように留意し、すぐに獣医師に相談してください。

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