レプトスピラ感染症

病気の概要

レプトスピラ感染症とは、細菌感染症の一つです。
病原性レプトスピラに感染することで、肝障害などを起こす病気です。

病原性レプトスピラは、ねずみを代表する野生動物の体内に自然存在しています。
保菌者である野生動物および、感染した犬などの尿や、その尿で汚染されてしまった土などに接触することで感染します。

レプトスピラ感染症は、動物だけの病気ではなく、人獣共通感染症といって、人間にも感染します。
「感染症法」という法律では、四類感染症に指定されている感染症です。
ただし、人から人への感染は確認されておりません。

レプトスピラ感染症を引き起こす病原性レプトスピラには、大きく分けて2種類あります。
イヌレプトスピラ菌と黄疸出血レプトスピラ菌です。
このどちらに感染したかによって、症状が異なります。

主な症状

レプトスピラ感染症の症状の特徴は、感染しても症状が現れず、そのまま治癒してしまう不顕性感染と、症状が出る場合があることです。

不顕性感染の場合、感染したワンちゃんは自然治癒するので安心ですが、レプトスピラ感染症であると気が付かぬまま、屋外などで尿を排出しがちなので、他の動物への感染を誘発してしまう大きな要因となっています。

レプトスピラ感染症を引き起こす病原性レプトスピラには、大きく分けて2種類あり、イヌレプトスピラ菌と黄疸出血レプトスピラ菌といいます。
このどちらに感染したかによって、症状が異なります。

イヌレプトスピラ菌に感染した場合は、高熱が出て、食欲がなくなり嘔吐や血便を繰り返します。
目の充血も見られます。
重篤な状況になると、尿毒症を併発し脱水症状になり、致死率が高い状況になります。

黄疸出血レプトスピラ菌に感染した場合は、特徴的な症状として黄疸が挙げられます。
それ以外には、下痢や嘔吐などが見られます。
イヌレプトスピラ菌に感染したケースよりも症状が重篤で、数時間から数日のうちに死亡してしまうケースも珍しくありません。

治療方法

イヌレプトスピラ菌と黄疸出血レプトスピラ菌のどちらに感染した場合も、致死率は高く、恐れられる感染症ではありますが、不治の病ではありません。

レプトスピラ感染症の治療の特効薬は、ペニシリンやストレプトマイシンなどの抗生物質です。
これらを投薬し、体内の菌を撲滅させます。
急性腎不全や肝障害が見られる場合は、これらの治療も並行して行います。
脱水症状が見られる場合は、輸液を行い、水分補給を行います。

予防は、病原性レプトスピラを保有するもしくは、病原性レプトスピラに感染している動物との接触を避けることです。
散歩中、不用意に他のワンちゃんの尿のにおいを嗅いだり舐めたりしないように、しつけていきましょう。
ねずみが目撃されている場合は、ねずみの害虫駆除も必要です。

また、レプトスピラ感染症は、ワクチンで予防できる病気です。
定期的にワクチン接種を行いましょう。

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