破傷風

病気の概要

破傷風は細菌感染症です。
破傷風菌という菌に感染することで起こる病気です。

破傷風は犬だけの病気ではなく、人獣共通感染症といい、人間にも感染します。
日本では、三種混合ワクチンの接種が義務化されていることから、発症率は低くなっていますが、未だ男女問わず特に、50~80歳代の方を中心に発症している病気です。
破傷風菌は、個体から個体へ感染はしませんので、人から人への感染はしません。

破傷風になる原因は、傷口からの破傷風菌の進入です。
破傷風菌は土壌などにも存在し、犬が屋外で遊んだ際などに、その破傷風菌に汚染されている土が、傷口から入ってしまうなどの原因で発症します。

特に、手術後は感染しやすいので、注意が必要です。
術後は、屋外での活動を控えるのが賢明でしょう。

主な症状

破傷風菌に感染後、一週間前後で破傷風を発症します。
身体に入り込んだ破傷風菌は、毒素を産出。
この毒素が、運動神経と中枢神経にダメージを与えます。

破傷風の特徴的な症状として、「笑ったような顔」があります。
口を開け辛くなり、まぶたが引きつり、まるで笑っているかのような顔になります。
頭の側面筋肉の痙攣も見られます。

引きつりや痙攣がひどくなり、飲んだり食べたりが困難になってきます。
歩行障害も徐々に出てきます。
脱水症状や体力の消耗が始まり、最終的に5日前後で亡くなってしまうケースが多いです。

完治するワンちゃんにおいても、完治するまでに約2週間もの月日がかかるため、身体へのダメージが大きく、予後が芳しくないことが一般的です。

治療方法

まずは、傷口の処置です。
破傷風菌が侵入してしまった傷の組織を綺麗に除去し、消毒をします。

その後、ペニシリン注射を行います。
呼吸困難がはじまっている時は、酸素を補います。

並行して、体内で排出された毒素を中和しなければいけないので、抗毒素血清を使用します。
また、痙攣発作がひどい場合は、鎮静剤を投与します。

症状が落ち着いても、しばらくはワンちゃんにとって、辛い状況が続きますので安静にして、要経過観察となります。
致死率が高い、発症から5日前後を乗り切れるかどうかが、破傷風が完治できるか否かのボーダーラインです。

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