骨の腫瘍

病気の概要

<骨癌>
骨癌とは、骨に出来るガンです。
骨癌には2種類あり、原発性骨癌と転移性骨癌に分類されます。

原発性骨癌とは、犬の骨自体から発生するガンです。
転移性骨癌は名前のとおり、別のところに出来たガンが、骨に転移するというものです。

◎ 骨腫
骨に出来る腫瘍の中で、両性のものを骨腫と呼びます。
骨腫は、骨の形成異常で起こる症状です。
本来骨があるはずのない部分に、骨が出来てしまう状況です。

◎ 骨肉腫
骨肉腫は、原発性骨腫瘍の一種で、原発性骨腫瘍の中で一番多いものです。
原発性骨腫瘍の7割以上が、骨肉腫となっています。
骨に出来るガンで、つまりは悪性の腫瘍です。

7歳前後の大型犬に多く見られる病気で、骨の奥深くに発生します。
骨肉腫が判明した段階で、体の他の部分に転移しているケースが大半です。

◎ 軟骨肉腫
軟骨肉腫は、原発性骨腫瘍の一種です。
骨肉腫に続いて多い原発性骨腫瘍となっており、原発性骨腫瘍の約1割が、軟骨肉腫です。
骨肉腫が、発見と同時に命に関わる危険性が高いのに対し、悪性腫瘍ではありますが軟骨肉腫の場合は、すぐに死に直結している状態ではないという違いがあります。

主な症状

◎骨腫
骨腫は、前足手首や肩との付け根部分、大腿骨の辺りに発生します。
だんだん骨の塊が大きくなっていき、腫れあがってきます。

症状として悪性と大きく異なるのは、痛みがほとんどないということでしょう。
骨腫が大きくなると、出来る部位によっては歩行障害が出てきます。

◎骨肉腫
骨の奥深くに、腫瘍が発生します。
激しい痛みを伴う腫れが生じます。

診断の時点で既に、多臓器への転移が認められるケースが9割以上で、肺への転移などで呼吸困難となり、ほとんどのケースでは死を迎えます。

◎ 軟骨肉腫
骨肉腫同様の症状で、激しい痛みを伴う腫れが出てきます。
痛みが強いので歩行困難になり、足を引きずったり歩くのを嫌がったりします。

治療方法

◎骨腫
レントゲン検査で、骨の状況を確認します。
歩行障害が生じる場合は、外科手術となります。
それ以外の場合は、良性腫瘍なので経過観察となります。

◎骨肉腫
レントゲン検査で、骨の状況を確認します。
その後、病理組織検査をして、骨肉腫であるかどうかを判断します。

治療は外科手術による足の切断手術です。
ただし、他の臓器への転移が認められることが多いだけに、切断という手段をとらず、抗がん剤の投与などで、延命治療に切り替えるケースも多いです。

◎ 軟骨肉腫
レントゲン検査で、骨の状況を確認します。
その後、病理組織検査をして、軟骨肉腫であるかどうかを判断します。

治療は外科手術による足の切断手術です。
軟骨肉腫の出来た部位によって、切断が困難な場合は、放射線治療を行います。

軟骨肉腫は、骨肉腫のように急死リスクは少ないながらも、完治は難しい病気です。
延命はある程度できますが、最終的には、死を迎えてしまうワンちゃんが多いです。

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