膝蓋骨脱臼

病気の概要

膝のおさらが、通常あるべき位置からずれてしまう状況を、膝蓋骨脱臼といいます。

膝蓋骨脱臼には、2種類あります。
内方脱臼と外方脱臼で、違いは、内側にずれてしまうか外側にずれてしまうかです。
発生率は、内方脱臼の方が多いです。

内方脱臼は小型犬に多く見受けられます。
逆に外方脱臼は、比較的大型犬に多くみられる症状です。

先天性のものもあり、靭帯や膝関節や骨などに生まれつき異常があり、それが成長と共に進行していくことで、膝蓋骨脱臼が起こるケースがあります。

通常の膝蓋骨脱臼の原因は、外傷性もしくは栄養障害です。
高いところからの転落や、打撲などで膝蓋骨周囲の組織に損傷を受けてしまったり、栄養不足で骨の変形が起こってしまったりというものです。

主な症状

膝蓋骨脱臼の場合、軽度ですと、自然におさらが元の位置に戻り、飼い主も気が付かず、無症状ということもあります。
症状があっても、「歩き方がちょっとおかしいな?」ぐらいで、飼い主がちょっと足を伸ばしたりストレッチ的なことをするだけで、おさらが戻るケースも多いです。

ただ、軽度の場合ばかりでもなく、飼い主がストレッチ的なことを行って、おさらが戻っても、また脱臼を繰り返してしまうこともありますし、ひどくなってくると脱臼症状のままになってしまいます。
そうなりますと、日常的な歩行異常が確認できるでしょう。

治療方法

重度の膝蓋骨脱臼の場合は、理学療法および外科手術で治療を行います。
軽度の場合は、経過観察および、運動制限を行います。

肥満から、膝蓋骨脱臼をひどくしてしまうケースも多いので、その場合は食事療法を行っていきます。
また、フローリングは、足への負担が大きいので、カーペットに変えるなどして、膝蓋骨の保護に努めます。

予防は、ケガの防止と肥満防止です。
飼っている環境の安全確保を行い、バランスの良い食事とカロリーコントロールで肥満を予防し、膝への負担を最小限に留めていきましょう。

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