チョコレート

病気の概要

チョコレートの中には、テオブロミンという成分が入っており、これは、人間の場合、リラックス効果や集中力強化などの効果があります。
犬がチョコレートNGの理由はこの、テオブロミンです。

実はワンちゃんは、このテオブロミンを、上手に体外へ排出できない身体の作りとなっていて、体内にどんどん蓄積されていってしまいます。
それで、中毒症状が出てしまうのです。

ここでお分かりいただけるように、ちょっとチョコレートをかじった程度で、中毒が起こることは稀で、食べてしまった量、それもチョコレートの量というよりは、テオブロミンの量が、中毒を起こすかどうかの指標となります。

あくまでも指標ですが、犬の体重1kgあたり100mg~200mgのテオブロミン摂取で、中毒症状を起こすとされています。
そして240~500mgほど、テオブロミン摂取すると、約半数のワンちゃんが死亡してしまうと言われています。

実際のチョコレートの量で換算しますと、実はチョコレートの種類によって含まれるテオブロミン量がかなり違うことに驚かされます。

たとえば、ホワイトチョコレートだと、100gにわずか0.8mgしかテオブロミンが入っていません。
ですが、ダークチョコレート100gだと、559mgものテオブロミンが入っているのです。
ちなみにポピュラーなミルクチョコレートは100gあたり177mgのテオブロミン量です。

このように、たとえ体重が軽い小型犬であっても、本当に数グラム程度のチョコレートを食べてしまったぐらいでは、ほとんど症状は出ないと思われます。

主な症状

チョコレートを大量に食べてしまうと、チョコレート中毒の症状が出てきます。
大体、口にしてから4時間以内に症状が現れはじめます。

まずは嘔吐・下痢の症状が出ます。
その後、痙攣や発熱、血尿、不整脈などの症状が見られるようになります。
重症ですと、こん睡状態に陥り、死亡してしまうケースもあります。

治療方法

チョコレートを食べてしまった場合、まず基本となる治療は、チョコレートを吐かせることです。
特に食べてすぐの場合は、吐かせるのが一番です。

飼い主が吐かせるのは困難ですので、チョコレートを食べてしまったらすぐに、動物病院へ連れて行きましょう。
動物病院には、吐かせるための薬剤があります。
出来れば、食べて2時間以内に受診したいものです。

チョコレートを吐かせた後は、テオブロミンを吸着するために吸着剤を投与します。
これ以外には通常、輸液をするぐらいで、後は経過観察となります。

ただし、状況的にみて必要であれば、胃洗浄を行うこともあります。
また、不整脈が出ている場合は、抗不整脈剤で治療します。

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