去勢について

雌犬が発情すれば雄犬も必死に

雌犬の避妊ほど雄犬の去勢は深刻に受け止められていません。実際、雄犬には発情期というものはなく、雌犬の発情に誘われる形で発情します。したがって未去勢の雄犬が多くいるのも事実です。

しかし雌犬のフェロモンは2㎞四方に届くと言われており、その匂いを嗅いだ雄犬は人間が聞いても意図が分かるような遠吠えをしたり、雌犬を求めて脱走したり、他の雄犬に対して攻撃的になったりします。男性なら理解できる部分もあるように、雄犬も子孫を残そうと雌犬の発情に対して必死になるわけです。

雌犬の場合は年に1回、または2回と発情する期間が決まっているので飼い主も対処する心構えを作れますが、雄犬はそばに発情前期を迎えた雌犬が来る度に発情してしまうので年中、ストレスの対象になってしまいます。未去勢の場合、いつ他の雌犬飼い主から「お宅の坊やがうちのお嬢様を妊娠させまして」とクレームが来るかわかりませんね。

去勢をしないと雄特有の病気になることも

また雌犬同様、発情した際に子孫を残せなければ雄犬の体内ではさらに雄としてのホルモン分泌を活発化させるため、前立腺肥大症、睾丸腫、肛門嚢炎、糖尿病といった雄犬特有の病気が発症しやすくなります。去勢は雄犬の攻撃性を抑えるための手術と思っている飼い主が多くいますが、それよりも望まぬ雌犬の妊娠、さらに雄犬の健康を守るという有効性の方がずっと高いのです。

ちなみに雄犬の去勢を行った場合、他の雄犬への攻撃性が減ったという実例を調査した数値では約60%、つまり3頭に2頭がおとなしくなった、という結果になっています。去勢によって必ずしも攻撃性がなくなるわけではありませんし、これは他の雄犬に対してであり、人間に対してではありません。人間に対する攻撃性の強い犬というのは、しつけの面で見直す必要があります。

去勢手術は雌犬の避妊手術に比べて簡単で、全身麻酔をかけた後、陰嚢から精巣を取るのが一般的で、どの動物病院でも日帰り、または1泊程度の入院で済みます。停留精巣という特異な例もありますが、手術の危険性も低いので雄犬と長く一緒に暮らすつもりなら、去勢を早めに行った方が好結果を生み出す可能性が高くなるでしょう。

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