避妊の必要性

発情期に入った雌の行動は本能的

生まれて間もない仔犬はとても可愛らしいものですが、成長すれば当然、性の成熟が訪れます。子孫を残すための自然の法則ですが、広い庭や誰にも迷惑をかけない自然環境が回りにあればともかく、ペットとして犬を飼っている以上、雌犬の本能にまかせて仔犬を産ませてしまえば、飼い主が面倒を見られる範囲も限られ、結局、生まれてきた仔犬もかわいそうな結果になってしまいます。

雌犬は小型犬で生後4ヶ月、型犬で生後14ヶ月目には早くも発情期を迎え、小型犬は5~7ヶ月周期で年2回、大型犬は8~12ヶ月周期で年1回、発情期が訪れます。発情期には周期があり、発情前期は雄犬を許容しませんがフェロモンを出して雄犬の発情を誘います。この間の平均日数は約10日。続いて発情期に入ると雄犬を許容、この間は7~15日ほど続きます。発情後期に入ると雄犬を受け入れなくなり、雌犬の多くは偽妊娠期間に入ります。この間の日数は60~100日間。その後は非発情期となり、落ち着いた状態になります。

発情期に入った雌犬は本能的な動きを取りがちになるので、時として飼い主の言うことを聞かなくなるばかりか、家の中で飼っている犬は外に出たがりになり、時として脱走することもあります。飼い主に取って望まぬ妊娠の危険性がとても高くなる時期ですね。

また発情前期、雌犬は他の雌犬に対して縄張り争いから攻撃的になるケースもあります。発情期の雌犬はドッグランの入場が断られるなどペットとして飼っている以上、飼い主は年に2回、必ず精神的な負担を強いられることになります。でも、これを雌犬のせいにはできませんよね。雌犬は小型犬で子孫を残すためのチャンスは20回、大型犬になれば10回程度しかないのですから。

子供を埋めなければ肉体的ストレスとなる

発情期に妊娠しないとどうなるでしょう?雌犬の体内ではさらに妊娠しやすいように、と性ホルモンを過剰に分泌してしまい、結果、子宮や卵巣、乳腺といった雌犬特有の器官で病気が発生しやすくなってしまいます。毎年訪れる発情期が飼い主に強いストレスを与えるとしたら、飼われている雌犬は病気になるかもしれないという肉体的ストレスを抱えていることになります。

雌犬の避妊手術を判断するのは雌犬ではなく飼い主が行うことです。できるだけ自然のままで飼いたい、とは誰もが思うこと。しかし交配や出産を望まないのであれば避妊手術を施すことが飼い主と雌犬の心と体の健康を守るひとつの方法であることを覚えておいてください。

ちなみに交配・出産を目的とし、生まれた仔犬を売るという行為は動物愛護法第10条に定められているように、事前の登録が必要です。「動物取扱業を営もうとする者は当該業を営もうとする事業所の所在地を管轄する都道府県知事の登録を受けなければならない」とされており、登録していない者が仔犬を販売すると罰せられることをお忘れなく。

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