憎帽弁閉鎖不全

犬の病気の中で、小型犬、それもメスに多い心臓の病気「僧帽弁閉鎖不全症」、別名「心臓弁膜症」とも呼びます。

病気の概要

心臓の左心房と左心室の間に存在する弁のことを、僧帽弁と呼びます。
この弁は、血液の逆流を防ぐために存在しています。
この弁に異常が出てしまうと、僧帽弁閉鎖不全症になってしまいます。

主に僧帽弁と、それを支持する腱索に異常が出て、この病気を発症します。
僧帽弁閉鎖不全症は、進行性の病気です。

心臓系の病気の中では、トップクラスの発症率です。
特に老犬の発症率が高く、15歳を過ぎると、多くの犬が発症する病気として有名です。

この病気は重症になると、危険度が高くなり、胸水や腹水が溜まってしまう現象が見られるようになります。
肺水腫が急に起こることもあり、そうなると、心臓収縮のリズムがおかしくなって命の危険にさらされる事もあります。

主な症状

初期症状としては、呼吸が上手くできず、苦しそうにしたり、咳をしたりと言う症状が出てきます。
散歩の時に、肩で息をしているような印象を受けるようになったら、僧帽弁閉鎖不全症を疑ってみるべきでしょう。

散歩をしたり走ったりすると、ワンちゃんはしんどくなってきますので、だんだん散歩や走ったりする行為を嫌がるようになってきます。
徐々に食欲も低下していく傾向があります。

日本で好まれる小型犬に多く見られる病気です。
オスよりもメスのほうが発症の確率が高く、オスの1.5倍ぐらいの確率です。

治療方法

治療方法は、内科治療です。
強心薬や、利尿剤、血管拡張剤などを使用した治療を、進めていきます。

投薬と同時に、運動制限を行います。
肥満は人間同様、心臓に負担が出ますので、減量も同時に行っていきます。
減量は、心臓病用の処方食などを活用します。

この病気のポイントは、早期発見早期治療です。
僧帽弁閉鎖不全症を早く見つけ、進行をストップし、穏やかな生活を少しでも長く送れるようにしていくことです。

飼い主の方は、獣医師の指導をきちんと守り、投薬をきちんと行いましょう。
この病気の場合、投薬=完治は望めません。
あくまでも、症状の緩和が投薬の目的です。

興奮すると心臓の負担が大きくなりますので、散歩やおでかけは、なるべく外的興奮がないような時間帯を選びます。
運動制限も出ると思いますので、散歩も程々に切り上げましょう。
寒暖の差にも注意してあげてください。

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