バベシア症

病気の概要

マダニに寄生しているバベシアという原虫が、血液中の赤血球内に入って感染する病気がバベシア症です。
マダニが犬の血を吸い、その時に、バベシアという原虫が体内に入ります。

バベシア症はもともと、マダニが多く生息している、西日本の自然豊かな環境で犬が良く発症していました。
しかし近年、温暖化の影響からか、徐々に発症エリアが拡大してきています。

主な症状

赤血球に異常が出てくることから、貧血症状からくる食欲低下や、めまいなどのふらつきが出てきます。
貧血特有の、歯茎が白くなる症状も出ます。

発熱や、血尿などの症状が出てくるケースもあります。
ひどくなってくると、臓器の機能障害がでてくるなど、命の危険もある病気です。

治療方法

実は、バベシア症の特効薬はありません。
治療法も、まだ十分に研究されたものとは言えないのが現状です。
それだけに、まずは「予防」という獣医師が多いです。

要するに、マダニ予防が完璧に出来ればOKなのです。
たとえば、マダニの生息エリアに出向く際には、マダニ駆除薬を投与します。
マダニは、春から秋にかけて動き回りますので、定期的に駆除薬を投与するのも効果的です。

発病してしまった場合は、まずは貧血治療を行います。
次に投薬治療として、抗原虫剤とステロイド剤を使用します。
バベシアの増殖をストップさせ、症状の緩和を狙います。
体力を回復させ、免疫で感染をコントロールできるようにしていきます。

完全な、原虫駆除は出来ません。
元気にはなりますが、犬の体内には、バベシアの原虫が潜んでいます。

この無症状で体内に原虫がいる状況を、無症状キャリアと呼びます。
体力や免疫が低下すると、症状が再発する可能性がある状況です。

このように一度、バベシアの原虫が体内に入ってしまうと、一生涯、バベシア症を心配しながらの生活となってしまいます。
繰り返しますが、獣医師が推奨するように、この病気において何よりも大切なのは、「予防」ということです。

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