子犬が食糞をするのはなぜ?

動物の世界で食糞はそれほど珍しいものではないのですが、人間との社会と共存する上では好ましいものではありませんね。とくに犬社会と違い、人間社会との共存では食糞は必要ない行為です。子犬が食糞する理由はいくつかあります。
まず単純に興味。排泄したものというより好奇心から口に入れてしまうわけです。
また飼い主がウンチを処分するのを見て、隠すものだと判断し、口の中に隠そうとする行動パターンもあります。
成長期では食事が足りない、逆に栄養過多でもウンチに消化不良の栄養分が残るので食糞するケースがあります。
他にもある食糞の理由
ストレスは食糞につながります。食糞すれば当然、飼い主は口の掃除をしなければなりません。
犬は食糞をすると飼い主がかまってくれると認識するわけですね。散歩や一緒に遊ぶ時間を増やしてみてはいかがでしょう。
また母犬から子犬を早くから離してしまうと、母犬が食糞することもあります。これは子犬のウンチを舌で始末していた慣習です。母犬の関心を他に向けさせる必要があるので、こちらも飼い主が遊びに連れていくなどの方法を取ってください。
食糞の癖を治す方法
ひとつは口に入れた時に嫌悪感を覚えるように仕向けること。目の前で食糞するようでしたらウンチにビターアップルを吹きかけるという方法があります。
またオペラント条件付けを利用し、食糞しそうになったら大きな音を立てるなど驚かせることで食糞を嫌わせる方向に持っていきましょう。
見えない時に食糞してしまう場合は他のしつけを覚えさえ、ウンチの後、『マテ』のコマンドを出し、その間にウンチを片づけ、その後でご褒美を上げるようにするとウンチを出した後にご褒美がもらえるという認識につながります。
留守番の時でもウンチの後、飼い主が帰ってきたらご褒美がもらえると思わせるようにしてください。
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