前足と後ろ足の違い

人間はかかとで着地しつま先で蹴り出して歩き、手で体を支えるときには手の平全体を使いますが、犬は異なります。私達の手足と同じ役割を果たす前足と後ろ足がどのような構造になっているのか知っておきましょう。

まず、前足には地面と接触し体を支える4本の指と地面から浮いた状態になる第1指(母指)、その上に手根球という突起があります。第1指は地面につかないため歩行には役立っておらず、手根球は人間の手首にあたる手根骨を衝撃から守るためのクッションの役割を果たしています。

指と手根骨の間は手の平にあたりますが、ここを使うことはありません。前足は踏み出しと方向転換を行う以外にも、耳の後ろをかく、おもちゃを押さえるというように、手の役目も担っています。

後ろ足には地面と接触する4本の指と飛節というかかとに当たるものがあります。第1指はないことが多いですが、ついている場合には「狼爪」と呼ばれています。飛節と指の間は土踏まずに相当すると考えるといいでしょう。

後ろ足は体重を支えて歩いたり走る機能を果たしています。ジャンプをするときにも使うので、しっかりとした筋肉がついており駆動力を発揮します。

前足、後ろ足ともに共通しているのが、指のつけ根を折り返した状態で体を支えているということで、常につま先立ちになっているようなもの。もちろん前足も同様なので、手の平をつけずに指のつけ根で折り返している状態です。

このような歩行様式を「指行(しこう)性」と呼び、人間のように全面を使って歩く様式は「蹟行(せきこう)性」、ひづめを使う様式は「蹄行(ていこう)性」といいます。

犬が指行性になったのは、大昔、狩りをするために長時間、効率よく走れるように進化したと考えられています。地面との接触面積を小さくすると素早く動けるだけでなく、労力もおさえられるというわけです。

人間も足裏をべったりつけているより、つま先に体重をかけた状態のほうが次の動きに移りやすくなります。陸上選手などでは、かかとがつかない専用のシューズをはいていることもあるようです。

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