抜け毛はどのようなサイクルですか?

犬の抜け毛というと、季節に応じたものを思い浮かべる人も多いと思いますが、人間の髪と同じように常に生え変わっています。この一定の周期を「毛周期」といい、以下の3つのから成り立っています。

・成長期…毛穴の奥にある毛乳頭という場所に栄養が行き渡り、毛の元となる毛母細胞の分裂が活発になります。細胞分裂した後は角質化して毛へと成長する期間です。細胞分裂と角質化を繰り返すことで、毛が伸びていきます。

・移行期…細胞分裂が停止し、成長が止まります。毛母細胞の活動が止まっているので、毛根は毛乳頭から離れて外に押し上げられていきます。

・休止期…毛を作るすべての活動が休止します。毛根部が上に押し上げられるだけでなく、毛を包んでいた毛包という部分も縮んで役目を終えます。一方、古くなった毛穴の奥では新たな毛母細胞が動きはじめ、成長期へとつながっていきます。

犬も人間もこの3つの周期を繰り返すことで、毛が伸びては抜けて、また新たな毛が生えています。この毛周期は犬種や年令などによって個体差があります。

ちなみに長毛種と短毛種とでは、短毛種のほうが抜け毛が多いといわれています。意外な感じがしますが、長毛種は成長期の期間が長く、短毛種はすぐに生え変わるため普段の抜け毛は多くなります。

春と秋に起こる「換毛期」とは?

犬の抜け毛はもうひとつあります。それが春と秋に起こる「換毛期」で、まずは部分的に抜け始め、最後は全体的に抜けるということがほとんどです。

この換毛期が起こる理由は日照時間と気温が関係しています。日が長く暖かくなってくると密集したふわふわの冬毛は抜けて、固く荒い夏毛が生えてきます。逆に日が短く涼しくなってくると今度は固い夏毛が抜けて、冬毛に生え変わるというシステムです。

このとき抜けるのは体温調節を目的としている下毛だけなので、上毛しか生えていない犬種だと換毛期がない、あっても特別なケアは不要な程度です。

犬がかわいそうだからと年中エアコンを効かせていると、正常に換毛が行われず様々なトラブルを起こす要因にもなります。私たちからすれば、ないに越したことはない抜け毛も犬の持っている能力や性質を正常に機能させて、健康に過ごすためには必要だということをお忘れなく。

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