ステロイド剤投薬のメリット、デメリットは?

アトピー性をはじめとする皮膚炎の治療薬として有名なステロイド剤は、抗炎症、痒みに対して絶大な効果と同時に、強い副作用があることでも知られています。

アトピー性皮膚炎の治療に使われるステロイド剤はコルチコステロイドのプレドニゾロンというのが一般的です。元々は体内で作られているホルモンの一種で白血球の働きや炎症を抑える働きがあり、その作用を増大させたのがステロイド剤になります。痒みや炎症を抑える効果が早く現れるうえ、薬代があまりかからないメリットもあります。

いいこと尽くしのようですが、副作用というデメリットがあるのも事実です

副作用の症状は使用期間によって、以下のように異なっています。

・短期間の場合
食欲増進、多飲多尿、胃腸障害などが挙げられます。食欲増進や多飲多尿に関してはそんなに心配はいりませんが、症状の度合いによって腎臓への負担が増えるため観察は欠かせません。胃腸障害から免疫機能低下を招いて、感染症にかかりやすくなることもあります。

・長期間の場合
筋肉低下、皮膚が薄くなる、肥満、ホルモン異常、肝障害、糖尿病などが挙げられます。特に胃腸やホルモンの異常には十分な注意が必要で、血液検査などで判明した場合にはステロイド剤の減量、休止が必要です。しかし、副作用を怖がって急にやめると、アジソン病になることもあります。

これは副腎機能の低下が原因で発症し、疲労感、眩暈、筋力低下などの症状が出て、最悪の場合命を落とすこともありかえって危険です。ステロイド剤をやめるときは必ず獣医師と相談のうえ、徐々に減らしていきます。

副作用の危険を回避してステロイド剤の効果を得るために必要なのは、タイミングと量の調整です

安全なのは初期段階での使用です。特に局所的に短期間の使用で痒みを抑えて、アレルゲンの排除と生活環境の管理を適切に行えば副作用のリスクはほぼありません。全身療法であっても、最初から計画的に利用し症状の度合いや副作用の有無について観察しながら、量を減らしていくことでリスクは避けられます。

注意が必要なのは悪化してから使用するケースです

炎症がひどければ、当然、減量しづらく、長期使用せざるを得ません。他の抗アレルギー剤などと組み合わせた多剤併用療法にして、少しずつステロイド剤を減らしていくことになります。

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