免疫抑制投薬のメリット、デメリットは?

人間の医学同様、獣医学も日々進歩を遂げており、新しい治療法や薬が登場しています。そのひとつが免疫抑制剤です。

アレルギー症状を落ちつかせる治療法です

アトピー性皮膚炎は体を守るはずの免疫システムの働きが過剰に起こることで発症します。そこで免疫の働きを抑える免疫抑制剤によって、アレルギー症状を落ちつかせようという治療法です。もちろん、抑えすぎると必要な免疫機能まで失いほかの病気を招くことになりかねませんので、量の調節が重要になります。

この免疫抑制剤は元々、人間の臓器移植の拒否反応を抑えるために使っていましたが、2005年に犬のアトピー性皮膚炎への使用が許可されました。アレルギー疾患だけでなく、ほかの免疫疾患の治療にも使われ始めています。

メリットは副作用が少ない、デメリットは高価

免疫抑制剤のメリットはステロイド剤に頼らず症状の緩和が可能なことと、副作用が少ないことです。副作用としては治療の初期段階で一過性の食欲減退や嘔吐が挙げられていますが、自然におさまるためさほど心配はいりません。とはいえ、新しい治療法なので5年、10年という長期使用での副作用についてはわかっていません。症状がおさまった後も定期的な検診を受けて、油断しないことが大切です。

デメリットとしては、まずはステロイド剤や抗ヒスタミン剤と比べて高価であること。しかし、症状が落ちつけば投与間隔は広くなっていきますし、他の薬剤と併用すれば免疫抑制剤を減らすことも可能です。次に効き目がわかるまでに約1カ月かかることです。免疫抑制剤の有効率は70%といわれており、1カ月がんばって飲ませても効果がなかったということもありえます。

もし、単独での効果が十分でなかったとしても、少量のステロイド剤との併用で症状を落ちつかせることはできます。免疫抑制剤を使うことでステロイド剤の減量が可能になるので、副作用のリスクも減らせます。

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