アレルギーはどのようにおきるのですか?

アレルギーを引き起こす免疫反応には特徴があります。特定物質の抗原(アレルゲン)にだけ強く反応し、100万~1000万という膨大な種類に対応する抗体を作りだします。そして学習能力があるため、一度、抗体がつくられると、同じ物質が二度目に入ってきたときには即対応し、状況によって異なる反応をします。

免疫反応を起こす抗体は「免疫グロブリン(Ig)」という血中タンパク質で、異物が侵入するとリンパ球のB細胞でつくられて血液に放出されます。抗体には5種類あり、ぜんそくや皮膚炎などのアレルギー症状と関わりがあるのは「IgE」と呼ばれる抗体です。

アレルギーが起きる仕組み

抗体によってアレルギー反応がどのように起こるのかを、花粉症で見てみましょう。花粉が体内に侵入すると免疫システムが活性化し、リンパ球のヘルパーT細胞の指令によって、B細胞が抗体をつくり血中に放出します。血流で全身をかけめぐるIgEは、自身を受け止める「IgE受容体」を持った細胞と結合します。IgE受容体を持つ細胞はたくさんありますが、その中でも気道や粘膜、皮膚など、全身に多く存在するのが「肥満細胞(マスト細胞)」です。

この時点の症状は鼻や目の異物感程度で不快指数は低めです。しかし、体内では抗体と結合したマスト細胞が次の花粉に備えた準備をしています。再度花粉が侵入すると、準備していた抗体が花粉をつかまえてマスト細胞に指令を送り、くしゃみや肌のかゆみなどの免疫反応を起こすというわけです。

IgEを受け入れるマスト細胞は、ヒスタミンなど刺激性の高い物質がつまった袋をたくさん持っているのが特徴です。刺激を受けるとロイコトリエンなどの炎症物質も新たに作られるため、鼻炎や皮膚炎、気管収縮など症状が進行していきます。

まるでアレルギーを起こすための厄介なシステムに思えますが、多少のくしゃみや違和感は正常な反応です。問題なのは抗体が過剰につくられたり、マスト細胞に抗体がたくさん結合するなど過剰になるとアレルギーへと悪化してしまいます。

【無料メール講座】
愛犬の肥満・ダイエット編【全20回】目次はコチラ

プレゼントのお知らせ

6月のプレゼント【ペット専用ステンレス水筒「H2O4K9」シルバー】(3名様)

応募はこちらから

スポンサードリンク

ピックアップ記事

スポンサードリンク

迷子犬・猫掲示板

迷子犬・迷子猫掲示板はこちら
【無料】迷子の子別に専用ページを作り、Twitterで情報の拡散をお手伝いします。

おすすめ記事

ページ上部へ戻る