白内障はなぜ発症するのですか?

レンズの役割を果たしている水晶体が白くにごる白内障は、人間だけでなく犬にも発症します。白内障発症の仕組みについて知るためには、水晶体の構造を知る必要があります。

水晶体の構造

水晶体は外側から水晶体嚢という膜状の袋、水晶体繊維細胞で形作られた水晶体皮質、圧縮された皮質によってできる水晶体核という構造になっています。水晶体繊維細胞は水晶体嚢の前方の裏側にある水晶体上皮細胞から生産し続けられます。そのため年齢とともに増加して中央に集まり、核となるわけです。

水晶体の成分は約70%が水分、約30%がクリスタリンという水晶体タンパク質で、血管や神経は通っていません。そのため角膜との間にある眼房水から栄養を吸収し、老廃物も眼房水に排出して新陳代謝を行っています。血管がなく、タンパク質が秩序だった配列をしていることで透明性を保っているのです。また、単に光をとり入れるレンズとしてだけでなく、有害な紫外線を吸収して網膜まで届けないようにする働きもしています。

水晶体を卵に例えるならば、殻が水晶体嚢、白身が水晶体皮質、黄身が水晶体核となります。透明感がある生卵が正常で、ゆで卵が白内障というわけです。

進行すると、失明する恐れもあります

本来透明であるはずの水晶体がゆで卵のようになる仕組みは、構造的には水晶体繊維細胞の配列の乱れであり、成分的には水晶体タンパク質の凝集、蓄積など変質によるものと考えられます。こうした変異が起こる背景については、紫外線による酸化でタンパク質の構造へのダメージ、タンパク質を構成するアミノ酸の変化などが挙げられていますが、はっきりとはわかっていません。

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