販売業者のモラルの低さ

販売員の質

ブリーダーなどにツテがない場合、犬を飼いたいと思ったらまず行くのがペットショップでしょう。まず犬を飼いたいと思うなら、ペットショップについても十分に下調べをしましょう。

ペット販売士、小動物看護士など専門的な資格が専門学校や通信講座で取れますが必ずしも持っていなくては就けない職業ではありません。そして持っている人が正しく販売できるかというのも、ショップの経営方針に大きく左右されます。

大半のペットショップは生まれてから45~60日までに子犬を売り切ってしまわないと商品としての価値が暴落するのです。生体ゆえにショーウィンドウで見て購入希望者から「かわいい!」と思われるのがそのくらいまでという業界の常識があるためです。

そのため期限が近そうな子犬をやたらに抱っこさせ衝動買いさせようとしたり、犬種についての説明もなく売りつけようとするショップも中にはあります。犬種の性質、しつけの難易度、適切な飼い方、ワクチンの情報など聞きたい情報を丁寧に説明できるか、まずはショップの状況をよく見なくてはいけません。

飼育環境

ペットショップで購入するにせよ、ブリーダーから購入するにせよ、どのような環境で産まれてから飼育されているのか確認しなくてはいけません。狭いケージの中に日中閉じ込められているのも同然のペットショップですが、店頭にいるのはどのくらいの時間なのか、ブリーダーであれば母犬や兄弟犬とどのように飼育しているのか。また、ご飯の量や糞尿の状況などよく目を配っていないと判らないことがスラスラと応えられるのか。

動物愛護法により夜間の生体展示販売は禁止されていますが、何時間までの展示という規制はショップの運営方針に基づいていますので一日ずっと展示などはもっての外ですし、展示していない場合の過ごし方も気になるところです。

良心的なショップですとストレス軽減のために数時間ごとの展示をしていたり、展示を外れた時にはケージに閉じ込めるのではなく少し自由に遊べるスペースを確保していたりしています。見えないところでどのように過ごしているのか、ぜひ確認をしたいところです。

ブリーダーでもネット販売などしているところは論外で、母犬や兄弟犬とどのように過ごしているのか、一緒にいないのであれば生後いつまで一緒だったのか確認します。一般的には子犬は3ヶ月まで母犬や兄弟犬と居た方が、噛む力の入れ具合や力関係の理解など社会性が高くなるようです。もちろんその個体のご飯の量や糞尿の状況は愛情を持ってブリーダーをしている業者ならすらすら答えられる範囲ですし、人間と一緒で健康のバロメーターですので知る必要があります。

販売方法の問題点

販売方法についてもよく検討しなくてはいけません。なにしろ生体を扱うのですから、ネット販売については言及の必要がないほど信じられない販売方法です。情報が画面だけで確認できるか、その内容は信頼できるかというと限りなくゼロでしょう。清潔にしておいて写真だけを撮り、その後売れるまでは最低限の餌で狭いケージで飼育されているかもしれません。病気の有無も信憑性がないので、飼うと遺伝性も含めて問題が多い個体かもしれません。

ペットショップについても、信頼がおけるかというと産まれて少ししか経っていない子犬を長時間展示しておいて正常な精神状態でいられるかどうか考えてみてください。母犬も兄弟犬も傍には居なく、狭い檻のような展示ケースで過ごす時間が一日を占めるのですから、犬種の特徴云々の前に性格にムラが出たり攻撃的になったり問題が出ても不思議ではありません。

商品価値

日本での販売については、仔犬としての最大価値は生後MAX60日までとされ、そのラインを越すと値段がどんどん下がります。しかし、その犬の価値が生後日数だけで下がるのでしょうか。

ペットショップでは日中狭いケージの中で過ごし、物心がつくほど大きくなっているのです。その時間の過ごし方こそが、その犬の価値を下げてしまっているのではないでしょうか?

そしてそもそも買い手が無い内に生体をつくっていることが問題なのでは?無機質の工業製品を大量生産して販売しているわけではないのです。最低10年は生きるとされる「生き物」を売るのですから、買い手を予測どころか確定しておかなくてはいけないはずでは?

商品価値は市場が決めます。販売業者の売り方も問題ですが、営業が続いているということは賛同している買い手がいるということですから商品価値についての問題は販売業者とその顧客は共犯者なのかもしれません。

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