悪質ペットブリーダーの問題点

考えられない繁殖方法

どうやって仔犬が創られているか、もちろんまじめにブリーディングをしている業者もありますがパピーミル=仔犬生産工場といわれる劣悪な環境で犬の繁殖・販売をしているブリーダーが居ます。

通常、ブリーダーは特定の犬種の特徴を捉えて繁殖をするため1種類、多くても2種類までの犬種ですがパピーミルでは人気犬種となるとなんでもアリですから数種類から数十種類までを扱います。母犬は狭いケージに閉じ込められて、繁殖期になると交配させ仔犬を生ませます。産むことだけが役割のため、水や餌は最小限、もちろん一生散歩などとは無縁です。糞尿も最低限しか処理されませんので、皮膚病などが狭い室内で蔓延します。

耳だれが流れている母犬、皮膚がただれている母犬、目が開けられない母犬はパピーミルには数多く存在します。そして、閉経し子犬が産めなくなると用済みですので、保健所に人を雇い持っていく、山につないだまま放置させ死なせるなど動物愛護とは間逆の最期が待っています。保健所は個人であれば受付を拒否できないため、税金を使って商売道具にした母犬を処分させているのです。

ずさんな健康管理

悪質なブリーダーにとって、犬の健康は二の次、三の次です。獣医師の健康診断書付きと謳っていてもブリーダーの所在地から新幹線に乗る距離の獣医師から発行されていることも。さらに飼い主へ譲渡後の保障日数内に健康トラブルが発生しても、その医師が現状確認しなくては保障できないという事態もあります。

獣医師にとってはアルバイト感覚かもしれませんし、定期的な顧客としてそういったブリーダーを抱えることもあるかもしれません。しかし人間でもそうですが、産まれたばかりの頃は認識外の病気やトラブルが付き物です。そんな距離のある獣医師にまともな診察ができているとは到底思えません。

前述のパピーミルの健康管理については、言うまでも無くそんなものしていません。子犬が産める内だけ生かしていればいいだけの話です。しかも隠せる程度の健康トラブルがある仔犬であればOKですから、母犬が健康を害していてもスルーします。

考えれない生活環境

悪質ブリーダーに繁殖させられる犬のほとんどは犬らしい生活とは程遠い人生を送ります。散歩やグルーミングなどは無縁です。人気犬種は数年ごとに変わりますので、流行が廃った犬種については餌代や世話代などのランニングコストがかかってしまい売れ残りの仔犬でも出来たときにはそのコストは倍増です。

一人で何匹も保健所に連れて行くと不審がられますので、ここでも人を雇って怪しまれない頭数ごとに処分していくのです。

悪質ブリーダーの中には近親交配やミックス犬と称して体の大きさを考えない交配をする輩も居ます。産まれた子犬はどこか異常が発生することが多いのですが、販売時にバレなければセーフなのでしょう。

一生の内、多くて5~6回の出産回数が適当と動物愛護が進んだ欧米諸国では想定されていますが日本では取り締まるルールが何もありませんから限界まで産ませます。その回数は年に2回あるメスの発情期を受精可能年齢までフルに使いますから、その生活環境で生き長らえたとして生涯で15回以上はあるでしょう。

ブリーダーの身元保証

ブリーダーとは誰が保証しているのでしょうか?

環境省が定めた代一種動物取扱業者という資格があり、都道府県知事もしくは政令指定都市の長へ申請し登録されている動物の管理方法や飼育施設の規模や構造の基準を守れることが前提です。ブリーダー以外にもペットの販売やペットホテル、調教業者などにも適用されます。

ここで問題なのが、この申請制度です。悪質なブリーダーでも申請、登録だけしておけば後はアメリカのようにアニマルポリスの査察が入るわけでもなく、延々と登録できるという仕組みです。知事や首長から「許可」されて営業しているわけではありません。

あくまで登録しているだけというシステムなのです。このシステムの抜けを利用して悪質ブリーダーでも登録している輩は数多居るでしょう。登録がないより、あるほうがいいのには違いありませんが、それほど信頼性が高い資格というわけではありませんので注意が必要です。

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