ペット通販の問題点

去年までは実物確認なしで購入できていた

インターネットが便利に使えるようになった昨今、実物の犬を見ないで画面上だけの情報を頼りに購入するオーナーも少なくないようです。2013年の動物愛護法改定前までは通販を規制していませんでした。(改定後は対面説明の義務化がありますのでインターネットで購入しても売主と会う必要があります)

生体販売をインターネットですること自体、日本のペットに対するモラルの低さをあらわしていますが、例え洋服であってもインターネットで購入すると色やサイズが希望と違うことが多々あることを経験済みの方が多いはずです。

それを犬で実行しようというのですから、「やっぱりかわいくなかった」「思っていたより育ちすぎた」「病気が出て世話が面倒」など生体ゆえの返品不可な状況を生み出し、結果的に保健所などで殺処分というペットを飼ってその生命を絶つための一連の作業にしか見えない状況を生み出していました。

法律の抜け穴

2013年に施行された対面説明の義務でインターネット販売がなくなったかというと、答えはNOです。個人で開催するオークション販売については、まだ規制がかかっていませんし、前述の対面説明についても本当に成されているか確認を取ることは困難な作業になるでしょう。

インターネットには仔犬の販売価格を堂々と写真付きで掲載し、「セール中」などという売り文句もあります。それらの業者らは、一度インターネット経由等で対面予約をし、その後は購入したら近くの空港まで空輸も可能と謳っていることも。

新しく改正された動物愛護法にも素人でも考え付くような抜け穴がありますから、インターネットでのペット販売を商売の柱にしていた業者は今頃は血眼になって商売存続の道を探しているはずです。

血統への信頼度

日本における血統書の信頼度は評判が高くありません。なぜならそれは血統書を発行する団体自体へ申請書類とその料金を支払えば、さしたる審査もなくすんなり発行してきたからです。ブームになって大流行した犬種になるとそれは最も顕著な例で、父犬と母犬など血統から考えて有り得ない色が出ることもしばしばです。

このように血統書自身に信頼性が無い上に、通信販売で血統書を発行しますと謳っていても本当のところ顔も見たことのない売主がどういった血統を育てているかなんて知る由もありません。純血種のいいところは、その犬種の特徴的な性格や体型を維持していることで飼い主の好みで選びやすいことと飼い方があらかじめある程度は想定できるところです。

人懐こく、運動量が多いか主人にのみ懐き、運動量もあまり多くない犬種では飼い方が全く異なります。このように血統をアテにして犬種を絞り込んでいる飼い主にとって、その血統が揺らぐということは想定していた飼い方ができない、つまり生活が乱れるということにつながります。

それは手に余り、飼うことを放棄してしまうことにつながりかねないのではないでしょうか。チャンピョン犬が居るかどうかは元々アテにならない情報の血統書です。しかし、父犬や母犬を正しくブリーディングしているならその性質を受け継いだ仔犬が産まれます。飼った後でのミスマッチを防ぐためにも、信頼のおける血統を維持し飼い主に正しい情報を伝えるのには、やはり通販の画面上だけでは役不足と言わざるを得ません。

難しいアフターケア

仔犬を飼ってみたら、健康上のトラブルが判明するような重大な事象から、ワクチン接種はどこまで済んでいて今後のプランはどうするか、住む場所が変わったからか体調や運動量などの様子がおかしいなどの相談なども通販では難しいでしょう。

もちろん現在ではクリック一つで犬が送られてくることは禁止されていますが、信頼できるショップがインターネットでも宣伝・販売網を作っているかどうかは疑問です。パピーミルのような劣悪な環境で生まれた子犬をオークションで安く仕入れて売りさばいているだけの業者かもしれません。ネット上では綺麗な画面とかわいい写真で信頼度を得られるかもしれませんが、うっかりコンタクトを取った販売業者が悪質ではないとは言い切れるでしょうか?

飼い始めた犬の幸せは元より、楽しい家族が増えたわけですから、充実したペットライフを送るためにも細やかなアフターケアサービスが受けられるところから買うべきです。安易な気持ちで洋服をインターネットで買うのとはワケがちがうことを日本のペットオーナーもいい加減に気づく時期です。

【無料メール講座】
愛犬の長生きの秘訣編【全20回】目次はコチラ

プレゼントのお知らせ

6月のプレゼント【ペット専用ステンレス水筒「H2O4K9」シルバー】(3名様)

応募はこちらから

スポンサードリンク

ピックアップ記事

迷子犬・猫掲示板

迷子犬・迷子猫掲示板はこちら
【無料】迷子の子別に専用ページを作り、Twitterで情報の拡散をお手伝いします。

スポンサードリンク

おすすめ記事

ページ上部へ戻る