飼い主の意識の低さ

一目ぼれは危険です

飼おうと思う犬種について、どれほどの知識を持って飼う(買う)決断をするのでしょうか。

ペットショップで陳列されている仔犬をみて‘一目ぼれ’をして飼うことにした、というのは全くの論外です。その犬種それぞれに純血種として先祖から受け継いだ特長的な性格(人懐こい、忠誠心が厚い等)であったり、罹りやすい病気(人気犬種チワワであれば水頭症や泉門、プードルであれば膝の皿が割れやすい等)を承知の上で家族に迎える心構えがどれほどのペットオーナー予備軍にできているでしょうか。

いざ飼ってみると人形のような外見からは想像がつかないほど気が強い犬種であったり、番犬として長年血統が守られてきたためよく吼えたり、犬種のことを知らないまま育ててみると予想以上に大きくなりすぎたなどの飼い主側の知識不足からくる不満が出ていることが多々あります。

それは保健所やペットシェルターなどの預かり頭数で見ても判るとおり、意にそぐわない犬になってしまったため「不要」ということになり、情もなにもなく捨ててしまう人があまりに多い現実があります。

飼育環境の重要性

飼育環境についても、犬種についての知識へつながる話なのですが小型犬だからといって全ての犬種が家中犬に向いているかというとNOです。ヨーロッパやアメリカなどの敷地があり広い間取りの家であれば、室内で飼うことになんら問題がない西洋犬種をそのまま日本の狭い間取りに当てはめて考えられるでしょうか。

いくら小さい頃から飼って慣れる部分があることはあっても、犬種としての持って生まれた運動必要量やマインドは成犬すると出てくるでしょう。そうなったらイライラした犬は、家の中の物を噛みだしたり、ついには人まで噛むことも。それは犬のせいでもなくしつけがなっていないというのでもなく、ただ単に生活環境がその犬種にとってふさわしくないというだけの話なのです。

知識が豊富な経験豊かななブリーダーならその辺りをよく知っているはずですし、まともなペットショップであればその辺りも含めて説明があってしかるべきなのです。飼ってから犬に合わせて人間の居住環境を替えることは不可能です。犬がほしいと思ったら、まず飼う環境も想定して犬種を特定することが飼い主になる前に強く求められる条件の一つです。

しつけ(躾)の有無

仔犬は人間の子供と一緒とよく言われますが、犬は群れで生活していた大昔からの生態があります。餌をくれる人、いたずらをされると本気で怒られる怖い人、一緒に遊んでくれる人、というように家族の人間のことを良く見て、その上で自分の中で序列作ります。本気でしつけがされている犬ほど飼い主に忠実で、散歩でぐいぐいリードを引っ張って自分が先に行くというような事態は起こりえません。なぜなら群れのリーダーの権限が絶対だからです。

かわいさあまりに悪いことを本気で叱っていない人間の親もよく見かけますが、犬も然りで散歩中によその子供に飛び掛ったり、他の犬を見つけると無駄に吼えていても本気で怒っていません。これでは周囲の人からも嫌がられる犬になっていますし、実際に飼い続けるにあたり扱いが難しい場面も多々出てくるでしょう。

家族であっても人間ではない

犬ではなく人間が犬の飼い方教室でしつけけられるべきな飼い主が多いのも事実です。世の中の人間が全て犬好きというわけではありません。中には昔野良犬に追いかけられて以来、苦手意識が強いというようなトラウマを犬に持っている人もいるでしょう。

それにも関わらず、公園の人間の子供が使うベンチや遊具にも平然と犬を乗せる飼い主やちょっとの買い物だからと子供が多い場所でつないで犬を待たせている飼い主を多く見かけます。飼い主にとっては家族でも、犬は犬、人間ではありません。

愛犬家も気持ちよく、それ以外の人も快適に過ごす公共の場で家の中と同じように人間扱いしていると肩身が狭くなるのは愛犬家のほうなのです。犬が好きというのであれば尚更、犬らしくきちんと振舞うしつけけをし、公共の場で迷惑をかけないようにするくらいの意識レベルが飼い主に求められる素質です。

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