動物病院での健康診断って何を見てくれるの?

私からは漢方や鍼をする獣医さんが健康診断をしたら何をみるか?をお答えします。

脈の状態

動物の内股に指を当てて、脈の速さ、強さ、形、血管の張り、リズムを指で感じます。例えば熱があるとき、あるいは痛みあるときは、脈が速くなります。

脈が糸のように細く感じられるときは、貧血や水分の不足です。血管が硬いな、緊張しているな、というときは心臓が悪いかもしれません。

舌の状態

色・大きさ・形・潤い、舌の表面をおおう舌苔(白いコーティング)の観察をします。舌の色が悪いときは貧血がある、あるいは内臓を冷えているかも。

赤みが強いときはどこかに炎症がありそう。舌苔がない・・・潤いが足りないなあ。そんなことを考えて観察します。

まずこの2つが非常に重要です。

目の状態

目の状態にも内臓の状態があらわれてきます。

目を白黒させる。目が点になる。神経や感情とも非常に深く関わっている場所です。

肝の状態とつながりが深く、また腎が弱ると早くに白内障になると言われています。

体のツボを押す

内臓と深く関わっているツボを押していきます。敏感なツボがあるときは、関係した内臓が弱っている場合と、そのツボの周辺が痛んでいる場合があります。

私はまず背骨に沿って並んだ「兪穴」というツボを頭側からおしりへ1つ1つチェックしていきます。気持ち良い強さで押していくとリラックスしてくれることが多いからです。

敏感な場所があるときは、おなか側の「募穴」というツボをチェックして、弱っている内臓がないかチェックします。

以上のチェックをして悪い臓器がありそうなときは…

治療・・・する前に、血液検査や、超音波の検査などを相談させてもらいます。

西洋医学的・東洋医学的な診断を両方合わせることで、より病気をはっきりさせられるからです。

イメージはつかめましたか??

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中西 遵

中西 遵広島県廿日市市 あじな動物病院 院長

投稿者プロフィール

動物のために漢方治療を始めたのは、ボロボロだった妻が漢方医の「風間先生」のおかげで元気になったことでした。私の慢性胃炎と口内炎も、先生の煎じ薬でキレイさっぱり。
それからは動物のために漢方・鍼治療・食事・・・できることが無いか日々精進。

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