犬の一日の正しい食事回数と量は?

一般的には2回の食事が推奨されています。

アメリカの糖尿病専門獣医師の提案です。「朝夕規則正しい時間に決まった量の食事を与えてください。インスリンが規則正しくでることが膵臓への負担を減らします。」1日2回が良さそうですね。

次はスウェーデンの研究。「手作り食や生の肉は、3時間から4時間で胃を通過します。ドライフードでは16時間たっても胃に残っているケースがあるのです。」

そんなワンちゃんに1日2回ドライフードをきっち与えると・・・「胃が疲れます」

朝に胃液をよく吐くんです・・・というタイプのワンちゃんは、このケースが多いです。

さあどうしましょうか。とある手作り食をすすめる本を紐解きます。

「メインは1日1食、ただし1日のスタートに脳へエネルギーを与える必要があるので、朝は少量のヨーグルトにシリアルと蜂蜜と黒蜜とビール酵母にビタミン・ミネラルと・・・略。夜には生肉と野菜・果物を与え、週に1日は食事を抜いて内臓を休めましょう。」

次はホリスティックの本。「一日一食が体に合っているなら一食で。一般的には二回が良いでしょう。歳を取ったら食事を消化しやすいものに。胃腸が弱くて一度にたくさん食べられないなら3~4回に分けましょう。

人でも「規則正しく一日三食」と言われたり、「長生きは一日一食から」を提唱する本もあったり。大切なのは、人も犬も「個体にあった食事量とリズム」だと思います。

では食事の量は?

食事の量についてですが、ドライフードは使っている材料により一日の量が異なります。

フードメーカーの推奨量を参考に、1ヶ月毎に体重を測って与える量を調節しましょう。

私が一緒に暮らしている犬は、3.6kgと4.8kgの二匹です。食べている食事の量は同じです。

3.6kgの犬は気をつけないと痩せます。4.8kgの犬は気をつけないと太ります。この子の方が若い。運動量も多いのに太りやすい。

普通なら逆に思うのですが、これが「個体差」です。

私が思うのは、毎回食事を「喜んで食べてくれる量」、思っている量より「少なめ」が健康の秘訣かと思います。

そして週に1日は食事を抜く・・・のは可哀想なので、せめて半量にして、内臓を休めるのは良い提案でしょう。

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中西 遵

中西 遵広島県廿日市市 あじな動物病院 院長

投稿者プロフィール

動物のために漢方治療を始めたのは、ボロボロだった妻が漢方医の「風間先生」のおかげで元気になったことでした。私の慢性胃炎と口内炎も、先生の煎じ薬でキレイさっぱり。
それからは動物のために漢方・鍼治療・食事・・・できることが無いか日々精進。

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