犬が長生きする為に食事で気をつけることは?

長生きの秘訣、それは全てフードにかかっていると言っても過言ではありません。私たち動物の体は、食べ物によって変化し続けます。毎日食べる食事に注意を払い、健康な体を維持することが長生きの最低条件と言えるでしょう。

どのような食事をいかにして与えることで長生きを目指せるのか?

まず重要なことは、新鮮な食事を与えることです。ドライフードの場合は、少なくとも開封後3週間以内に消費できるサイズを買いましょう。お得だからといって、体の大きさに見合わない大袋を買うのは良くありません。また、冷蔵庫への保存はドライフードが結露を起こすため、お勧めしません。風通しの良い清潔な場所に保存しましょう。

缶詰やパウチなどは一回で食べきるサイズのものを使うか、残りはラップなどに包んで冷凍し、早めに消費すると良いでしょう。

ご存知のように、食べ物は時間が経てば必ず劣化します。劣化したフードを食べることで胃腸炎になる例や肝臓に障害を受ける例、虫やカビなどが混入・増殖し疑似的に食物アレルギー様の症状が出る例などの報告があります。

次に、しっかりと食事のバランスが考えられ、まともな素材を使って高規格の工場で生産されたフードを与えることです。人が食べるものの偽装すら行われるこのご時世です。ペットフードの中身も当然疑ってかかりましょう。

フードは何を基準に選べばいいの?

しかし数あるフード会社から多種類販売されているフード、何を基準に選べば良いのでしょうか?

私の基準は、動物病院に卸せるような食事を作ることのできる会社のものを選ぶことです。研究所を持ち、臨床データを集め、それを元にフードを製造することのできる会社の、年齢に見合ったフードを選ぶことが大切です(ドクターズ、ロイヤルカナン、ヒルズなど)。

最後に太らないように食事を与えること

昔から「腹八分目」と言われているように、ペットフードも「ちょっと少ないかな?」と思うくらいの量が健康を保ち、長生きするというデータがあります。

一般的なフードには体重に合わせた推奨量が書いてありますが、目安はその6~7割ほどです(若齢動物に関してはその限りではありません)。なお、運動量や体質によってフードの量を変える必要もありますので、かかりつけの病院で適正体重や食事の量を教えてもらうと良いでしょう。

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加藤孝行

加藤孝行北海道帯広市 加幸ペット病院 院長

投稿者プロフィール

ペットの健康と飼い主さんの心を大切に、一次診療と長骨骨折治療のエキスパートを目指しています。十勝管内の往診も幅広く対応させて頂いております。まずはお電話にてお気軽にお問い合わせください。

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