一般的に何歳位から老犬と呼ばれるのですか?

ペットフードの記載を基準にすると、一般的に7歳以上をシニア犬、高齢犬としているようです。

私達獣医師が動物を見ていて実際に高齢だなと感じるのは、小型犬が10−12歳くらい、大型犬がやはり7歳くらいでしょうか。大きさ・犬種によって異なっています。

雑種のワンちゃんの体重が10−20kgぐらいです。おそらく現代の犬の遺伝子の適正なサイズがこのくらいなのではと、私個人は思っています。それより大きいサイズだと、遺伝子が描く犬の骨・関節の設計図では無理があるのではと。

大型犬・超大型犬とどんどん寿命が短くなってしまうのが実情です。

グレートデーンやアイリッシュウルフハウンドなど、6歳−7歳が寿命とされている犬種もあります。人と仲良くなった盛りに寿命が来てしまうのは、とても悲しい限りです。

早く老化が始まる場合も…

小さい頃の栄養状態が悪かったり、長く病気を患っているワンちゃんは、早くに老化が始まる場合があります。

私の経験だと、6歳のワンちゃんで両目は白内障で真っ白、白髪も増えてあっという間に老化が進んでしまったケースがありました。

逆に14歳でも筋肉ムチムチ、毛もつやつや、目もキラキラで、まったく老いを感じさせないワンちゃんもいます。

質の良い食事ときれいな水、そして飼い主さんと適度に遊んで老化を予防したいですね。

ちなみに漢方では老化と「腎」が関係していると考えられ、「腎」を支える補腎剤という仲間の漢方薬や、腎に関係したツボに針治療を行います。

お家で出来る「アンチエイジング」が無いか、獣医さんに相談されると良いかもしれません。

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中西 遵

中西 遵広島県廿日市市 あじな動物病院 院長

投稿者プロフィール

動物のために漢方治療を始めたのは、ボロボロだった妻が漢方医の「風間先生」のおかげで元気になったことでした。私の慢性胃炎と口内炎も、先生の煎じ薬でキレイさっぱり。
それからは動物のために漢方・鍼治療・食事・・・できることが無いか日々精進。

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