老犬になった時の兆候はありますか?

落ち着かなない。不安でよく鳴くようになった。寝ている間にハアハアすることが増えた。「心」が弱ったサインです。
鳴き声が小さい。すぐに息があらくなる。毛ヅヤが悪くなってきた。「肺」が衰えた兆候です。
吐きやすくなった。あまり食べなくなった。便がゆるくなりやすくなった。「脾 ― 胃腸」が老化してきています。
視力が落ちてきた。目が乾燥しやすく目やにが多い。すぐ怒るようになってしまった。筋肉がピクピクするようになった。「肝」が消耗してきています。
白髪・白内障・足腰が弱ってくる。そしておしっこのトラブルの増加。「腎」が歳をとった症状です。
できるだけ一緒に長く暮らすために
上記は一例ですが、漢方の獣医さんは、老化の症状を集めて細かく分析します。
そしてそれが老化なのか、病気のサインなのかもしっかり分析します。
老化の症状は・・・と並べた症状に当てはまったからと、全て老化のせいにすると大きな病気を見落としてしまいます。
たとえ老化であったとしても、弱った内臓の負担を減らす食事に変えたり、マッサージをしてあげたり、喜ぶおやつにそっと漢方薬を混ぜてみたり、一緒に長く暮らすためにできることはたくさんあります。
何かできることが無いか、一緒に探してみませんか。