認知症の症状:記憶力の衰え

いわゆる「ボケ・痴呆」と呼ばれる、代表的な部分です。記憶力が衰え、今まで習得してきたものが失われていきます。
初期症状
最初は、「まだらボケ」といって、ぼけている時と、ぼけていない時があるような印象を受ける状態です。
今までの生活で培ってきたものを、忘れてしまう現象が出たかと思えば、覚えている時もあって、記憶力に一過性の変化が見られます。
そしてこの一過性だった状況が、持続し始めます。ただこの段階では、今まで習得してきたもの全てを消失してしまうという印象ではなく、記憶の部分部分が欠落しているといった状況です。
自分の名前さえも忘れてしまいます
症状が進行すると、自分の名前や飼い主の顔も忘れていきます。耳が聞こえているはずなのに、「呼んでも反応が鈍いな。」という印象があった場合、実際は反応が鈍いというよりは、「自分が呼ばれていることに気がつかない。」「呼んでいる相手が誰だか分からない。」ということです。
今まで培ってきた、飼い主と犬としての関係性も消失していきますから、飼い主の指示をきかなくなります。そして、呼んでも寄ってこなくなります。
しつけも崩壊していきます
犬にしつけとして教えてきたものも、徐々に失っていきます。
一番困るのが、トイレです。しつけどおりのトイレができなくなり、次第にところかまわず粗相をするようになっていきます。
教え込んだ芸なども、少しずつ忘れていき、出来なくなっていきます。
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