認知症の症状に合わせた飼育環境に

愛犬が認知症になってしまった場合、日常生活を営む飼育環境に関しても、気を配り、工夫をしていく必要性が出てきます。

徘徊や、ぐるぐる回り続ける行動が出てきた場合

うろうろと徘徊したり、無意味に同じ場所をぐるぐる回り続けるといった認知症特有の症状が出始めましたら、リードで係留しての飼い方はNGです。なぜなら、リードが犬の首や体に巻きついてしまう可能性があるため、危ないからです。

このような行動ができてきたら、すぐさま係留飼育をストップし、新たな飼育環境を考えましょう。

前進しかできなくなったり、直角コーナーで方向転換ができない場合

バックという動作ができなくなり、前へ進む事しかできない認知症のワンちゃんや、首を傾けて方向転換ができなくなってしまった認知症のワンちゃんは、四角いエリアでは壁に頭をぶつけてしまいます。

日本の住宅の大半が、四角をベースに家が作られていると思います。犬用のケージなども、普通は四角い形です。このような環境下ですと、すぐに行き止まりが来て、ワンちゃんにとっては不愉快ですし、頭をぶつけ続けてストレスが溜まっていきます。

そこで、手作りのケージを作成して、そこで愛犬を過ごさせてあげる必要が出てきます。お風呂の蓋などを数個活用し、円形のケージを作り、そこで過ごさせてあげましょう。

ぐるぐると歩き続ける事ができますし、何より柔らかい素材ですから安全。頭もぶつけず、ストレスも緩和できます。

お漏らしがある場合

前に記しました円形のケージに、ペット用のトイレシーツなどを敷き詰めてお世話します。認知症のワンちゃんは、自分の身体が汚れる事を極端に嫌い、汚れると吠え続けます。お漏らしをしてしまったら、すぐにケージを綺麗にしてあげましょう。

昼夜逆転・夜鳴きがある場合

これが一番、認知症のワンちゃんのお世話で大変かつ問題な部分です。夜鳴きは、飼い主の制止は全く効力なし。夜鳴きをし続けるため、ご近所から苦情が来る事が大半です。

昼夜逆転すると、飼い主の生活が崩壊します。飼い主は、昼夜逆転とはいかないからです。

あまりにも深刻で、犬を捨てようか?安楽死させようか?となる飼い主も至って普通です。今この状況に悩んでいる方、ご安心ください。貴方の精神状態は、ごく普通の事です。

ですがそんな事、良いはずありません。いたしかたなく、精神安定剤を獣医師は処方する事もありますが、精神安定剤は犬の健康や認知症の進行を考えるとデメリットが大きいものです。

それに精神安定剤は、あくまでも一時しのぎ。すぐに効かなくなるそうです。

ですのでこのような場合、老犬ホームなどを頼るのも一つの手段です。やはり飼い主がどんなに努力をしても、近隣の苦情はどうにもなりません。

そんな状況で苦労するのであれば、そのような事を心配しなくて良い環境に用意されている老犬ホームを利用する方が、犬と飼い主、お互いの精神的な面を考えても今よりは良いはずです。

ただし、飼い主はあくまでも貴方。時間がある限り、愛犬に会いにいってください。

そして、老犬ホームはそれなりの費用がかかります。この事を、理解したうえで犬を飼って欲しいと願うばかりです。

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