認知症の対策:トイレの失敗

室内トイレに慣らしていきましょう

まず、トイレを散歩の時にする習慣があるワンちゃんの場合、室内でトイレをするということに慣れていかなければいけません。

しかし言葉で言うのはとても簡単ですが、10歳を超えた犬にしつけをし直すのは、並大抵の努力ではかなわない事。もう自分で歩行するのもやっとの状態であっても、室内で粗相をするようになっても、自ら外に出てトイレをしようとするワンちゃんも多いと聞きます。

でも認知症の症状が進むと、粗相が増えていきます。重度の痴呆になる前に、室内でトイレができるようにトレーニングしていかなければなりません。

まず、トイレの場所を決めます。ここで注意したいのが、犬は自分の寝床の傍での排泄を嫌います。ですので、自分の生活エリア外と判別しやすい場所に、トイレの場所を決める必要があります。

洗面所や廊下や縁側の隅など、愛犬の生活エリア外と認識させやすい分離した場所に、トイレを設けます。さらにそこにケージなどをつけて、「ここが排泄スペース」と、犬が分かりやすくします。

そして、トイレコマンド(犬にとってトイレを意味する言葉)を決めて、排泄スペースに連れていてトイレコマンドを呪文のように言いながら、トイレを促します。そして排泄が上手にできたら、ご褒美のおやつをあげて、室内排泄スペースでの排泄=良い事という認識を植えつけます。

ただ、認知症の場合、トイレコマンドをどこまで認識できるかどうかが、進行具合によって難しいところでもあります。トイレコマンドを使ったトイレトレーニングを継続しつつ、それ以外にも工夫をする必要があるケースもあります。

例えば、屋外でトイレをしたときの土を、室内排泄スペースに持ってくるとか、オスの場合は棒があると条件反射的に排泄する事もあるので、室内排泄スペースを最初は広く取って、そこに棒を立ててみるという具合です。

トイレサインを読み取る

室内のトイレに慣れたら、今度は飼い主がワンちゃんのトイレサインを見落とさず、トイレを促せるようにトレーニングしていかなければなりません。認知症初期であれば、犬が自らトイレへいけるかもしれませんが、認知症の進行および老化による歩行困難などに伴い、徐々に粗相の回数が増え、だんだん自発的にトイレへいけなくなってくるからです。

犬は主に、朝起きた直後や運動の後、食事の後にトイレに行きたくなるものです。このタイミングを理解し、愛犬のサインを研究しましょう。そわそわしだしたり、自分のお尻周辺を気にしだしたり、足の動きがもぞもぞするような動きになったりします。
このような愛犬のサインが出たら、室内排泄スペースへ連れて行き、排泄を促します。

意外とトイレのタイミングには、規則性があったりするものです。この規則性を飼い主が分かってくると、認知症が進行しても、トイレの失敗を最小限にとどめることができるでしょう。

最終的にはオムツを使用する

認知症が進行し、トイレの回数も増え、トイレのタイミングの規則性も掴み取れなくなり、室内排泄スペースまで間に合わないような、言わば垂れ流しに近い状態になってしまった場合は、犬用のオムツを使用しましょう。

本当は、自分の寝床や身体を糞尿で汚すという事を、犬は本能的に嫌います。ですので、できる限りはオムツを使用しない生活をさせてあげて欲しいと願っています。しかし、垂れ流し状態になってしまったり、寝たきりになってしまったりした場合は、やはりオムツに頼らなければ、飼い主がまいってしまいます。

オムツを使用する場合は、衛生面に留意する必要があります。肛門の周りの被毛を、短くしておきましょう。そして、排泄をしたらすぐに綺麗にしてあげる習慣をつけましょう。

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