認知症の対策:無駄吠え、吠え続ける

無駄吠えは、まだ若い犬であれば、きちんとしつける事で吠えなくなる事もありますが、これが認知症のワンちゃんとなりますと、しつけ自体が難しいので、簡単には無駄吠えを抑える事ができません。

だからといって「認知症だから仕方がない。」とそのままにしていると、飼い主はノイローゼになってしまいますし、ご近所からクレームがくる可能性もあります。無駄吠えは、飼い主のちょっとした対策で、最小限に留める事ができます。ここではいくつかの対策をご紹介しましょう。

要求からくる「吠え」の可能性

認知症からくる無駄吠えだと思い込みすぎて、その「吠え」に意味がないと勘違いしているケースがあります。こちらからは無駄吠えに見える行動も、犬からすると、飼い主に自分の要求を訴えているだけかもしれません。

例えば、認知症でバックができなくなってしまったワンちゃんは、狭いところに入り込んでしまうと、吠え出します。これは、「助けて~。」の訴えでしょう。

見るからにはなぜ吠えているのか分からない無駄吠えも、もしかしたら「ゴハンまだ?」と吠えているのかもしれません。認知症は、食事をきちんとあげていても、食べた事自体を忘れてしまったり、満腹中枢の異常で、食べても満腹感がなかなか得られないワンちゃんは大変一般的です。

飼い主から見れば、十分食べているので、エサを要求して吠えているとはすぐには気が付かないかもしれませんが、犬からすればただ、「ゴハンちょうだい。」と要求しているだけかもしれません。それ以外にも、トイレに行きたい、水が飲みたいなど、色々な要求を吠えて訴えている可能性は大いにあります。

「なぜ吠えているのか?」を探るのは、今までずっとそばで生活してきた飼い主が一番分かってあげられることです。犬の気持ちを推測して、行動に移していきましょう。

寂しさや恐怖感から無駄吠えをしてしまう

認知症のワンちゃんは、昼夜問わず吠え続けることが多いです。「ではなぜ、吠え続けるのか?」を紐解いていくと、認知症が原因で赤ちゃん帰りならぬ子犬返りしてしまっているというケースがあるのです。

中身は子犬と思うと、吠え続ける理由が何となく分かる気がしませんか?一匹(頭)でいるのは、寂しく怖いのです。自分を守ってくれる存在が傍にいないので、不安と恐怖で無駄吠えをしてしまいます。

このような時は、飼い主はなるべく傍に寄り添ってあげましょう。飼い主が傍にいる安心感と、その存在を感じる事で、恐怖感や不安は少なくなり、無駄吠えも治まってくる可能性があります。

また、どうせなら、一緒に遊んであげましょう。飼い主との良いコミュニケーションにもなりますし、遊んでいる間はそれに夢中になっているので無駄吠えが治まります。知育玩具などを有効に使って、夢中になれる時間を長くキープするのもポイントです。

また、食欲旺盛な事を逆に利用して、芸などをさせて、ご褒美に認知症改善に有効的な食べ物をちょっとづつ与えていくのもおすすめです。ご褒美の食べ物に夢中になるので、吠える事を忘れてしまいます。

日中飼い主が不在の場合

無駄吠え対策として一番問題なのが、日中家に犬しかいないという環境です。子犬返りしている場合は、日中ずっと不安でしょうし、食欲の異常が出ている場合は、いつも空腹状態でしょう。そうなると、ずっと吠え続けているかもしれません。

このような環境における対策は、ペットシッターを有効活用することです。1日2回ほど自宅へ来てもらい、散歩や遊びなどをしてもらいましょう。介護シッターを得意としている業者も多いです。

また、ドッグデイケアを使うのも有効です。ワンちゃんが日中寂しくないように、吠えてしまっても問題がないように、そして色々な人や他のワンちゃんと交流できる環境が用意されています。今は、老犬専用のドッグデイケアも存在します。

ただし、このような様々なサービスを利用するには、それなりに費用がかかります。日中人間が不在の状態で犬を飼う場合、このような老後にかかってくる費用についても、事前に理解しておかないと、後々大変な事になるでしょう。

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