認知症にかかるとどうなるの?

一口に認知症と言っても軽度から重度まで症状はさまざまです。軽度の場合なら犬自身もさして困るわけではありませんが重度になると犬自身はもちろん、飼い主や周囲の人たちまで辛い思いをしなければならない事態に陥ります。

軽度の認知症の場合

軽度の場合はしつけを忘れることがあります。成犬の時にはできていたお座りやお手など、飼い主との信頼関係を築くためのしつけを忘れたり、名前を呼んでもそれが自分の名前だと分からず返事をしなかったり、食事の前に、待て、ができずにいきなり食べ始めるなど、しつけ前の状態に戻ります。

行動としては、昼はずっと寝ていて夜になると起き、単調な声で鳴き続けるというケースがあります。また、同じところをぐるぐる回る、狭いところに入りたがるなど、意味不明な行動を取ることもあります。

この症状が進むと徘徊といって、家から飛び出し、無秩序に外を歩きまわるようになります。家に帰る本能が失われているため、自力で帰ることができません。また車の往来が激しい道路でも危険察知能力が衰えているので平気で飛び出してしまい、事故に遭う確率が高くなります。

認知症は排泄の問題も引き起こします

老犬になると体内器官や筋肉も衰えてくるのでトイレが近くなってくるのですが、脳が正常な状態ならば、躾けられた通りにトイレへ行きますが、認知症になるとトイレの存在を忘れてしまう、あるいは筋肉が弱っているため、どこでも排泄行為をします。

認知症による排泄行為はこういった体内器官と筋肉の衰えが大きな原因ですが、もうひとつはトイレというしつけを忘れて本能的になり、マーキングを行うという説もあります。

重度の認知症になると

さらに深刻な状態では本能的に戻るあまり攻撃的になることです。犬自身も体調の変化から情緒が不安定になり、近寄る動物すべてが敵に見えてしまう状況に陥ることがあります。人間で言うところの認知症による被害妄想ですね。

ここまで認知症が進行すると、たとえ飼い主でも敵の存在になり、不用意に撫でようとすると本気で噛みつくことがあります。もちろん飼い主以外はその危険性が高まるので、老犬がやたらと攻撃的になった時は飼い主以外の人をできるだけ近寄らせない措置が必要になってきます。

認知症は脳の細胞が死滅し始めて萎縮することから起こる病気です。現在の医学では治すことができないので、認知症の症状が見え始める前に日頃から予防を行っておきましょう。

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