腎不全:老犬がかかりやすい病気

体内の老廃物や有害物質を取り除いて、尿として排出する大事な役割を果たしているのが腎臓や膀胱などの泌尿器です。

年を取ると腎臓の組織が劣化し、ろ過システムの機能が低下するため、老廃物などを排出できない状態になります。それが、「腎不全」です。

急性と慢性の2種類あり

腎不全は急性と慢性に区分されています。

「急性腎不全」は急性腎炎や心疾患、尿道結石などが原因で起こり、その名のとおり腎臓の機能が急激に低下するため、嘔吐や下痢、食欲不振、脱水など様々な症状が現れます。処置が遅れると体内に大量の毒素がたまって、尿毒症に陥り命を落とす危険があるため、一刻も早い治療が求められます。

「慢性腎不全」は慢性腎炎などの腎疾患などによって、腎臓の機能の3/4以上が低下した状態になると起こります。

過去、腎臓病にかかっていなくても、年を取ると腎臓の組織が劣化することで発症しやすくなります。10~13才以上になれば、全ての犬種で発症する可能性があることを認識し、定期的に腎臓機能の検査を受けるようにしましょう。

気づきにくい、慢性腎不全

急な腎臓機能の低下によって起こる急性腎不全とは異なり、慢性腎不全は徐々に機能が低下していくのが特徴です。原因は加齢や腎疾患などが挙げられているものの解明されておらず、症状もわかりにくいため、気づいたときには重症化していることも少なくありません。

また急性腎不全の度合いによっては、一命を取りとめても慢性腎不全に移行することもあり、どちらにしても早期発見、早期治療がポイントとなります。

そのためには異変があったらすぐ獣医師に相談するのはもちろん、普段から尿の回数や量、色などをチェックしておくことも大事です。

主な症状としては、初期は尿の色が薄くなる程度でほとんど無症状といっていいです。次第に水をたくさん飲んで尿の量も増える多飲多尿や食欲不振、体重の減少、貧血などが見られるようになります。

急性のように激しい症状はなく、異変に気づいても単なる疲れと思って見落としがちです。このまま悪化すると、最終的には尿毒症に陥り、痙攣や昏睡などの神経系の症状が現れるようになります。

治療で悪化を防ぐ

一度、壊れた腎臓の組織は元に戻りません。そのため治癒を期待するのは難しく、治療はあくまでも腎機能の低下と症状の悪化を防ぐことが目的です。具体的には輸液や薬などで尿の量を増やし、食事療法と十分な水分補給が中心となります。

手作り食も取り入れたい場合、タンパク質、塩分、カリウムなどを制限する必要があるので、必ず担当の獣医師と相談した上で行いましょう。特に野菜や果物にはカリウムが多く含まれているものがあるので、与えてはいけない食材もしっかり確認しておく必要があります。

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